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ベランダの風景


花粉症も終わった。気候もよくなった。Tシャツに半ズボンの季節がやってきた。ということで、ここのところ、あかるいうちからベランダで飲むことが多くなった。

冬のあいだ咲き誇っていたビオラなどの可憐な花々が終り、新しい花への植え替え季節がやってきた。私はこのところ歩いて10数分のホームセンターに何度も通い、新しい苗を運び、リュックをかついで腐葉土や石灰を運んだ。そしてベランダの10数鉢を土替えしながら植えかえた。今年の新顔は夏すみれ、初雪草、日々草の夏みかんなど。イタリアンパセリやバジルがあるハーブのプランターには、今年からパクチーが加わった。きょうで、その植え替えがすべて終わった。ベランダの景色が生まれかわった。あたらしい苗を植えたばかりなのでまだ隙間があり、初々しい風景だが、あと3週間もしたらそれぞれの花々が咲き乱れてくれるであろう。

そうして土いじりが終わり、ベランダでグラスを傾けていると、青い空を背景に白い雲がさまざまな表情を見せる。鯨の親子、白い犬、美しい女性の横顔、じつに多様な姿かたちが流れていく。そして、たちまち消えていく。旅に出なくても、旅をしている気分を味わえる。

そして気づく。以前はよく目についたカラスとキジバトの姿が見えない。目につくのは、スズメばかり。季節のせいなのか、あるいは何かが変わりつつあるのか。

何かが変わるときは、ふだんの景色のままで、いつのまにかガラリと変わっているらしい。


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TAGOSAKU

そうなのだとおもいます。
恐ろしいことが起こる前は
雷鳴が轟くわけではなく、
がん細胞がゆっくり勢力を広げていくように
音もなく進んでいき
気がつくともうどうにもならない。
ふだんの景色の些細な変化を
見逃さないようにしないと。
政治家のさりげない言葉の奥にあるものを
見逃さないようにしないと。
by TAGOSAKU (2017-06-05 11:50) 

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